旅立った後のこと
梅雨に入り早速、梅雨寒ですか。
今月から娘のプール授業が始まりまして明日がその初日なんだけど、天気が怪しい・・・。
もちろん梅雨入っちゃってるわけだから下手したら一回も入れずに終わるなんてこともあり得るわけですよ。
去年はコロナの影響で中止。
今年は入らせてあげたいものです。。。
さて、オーダーメイドその後のお話。
既製品では叶えられない個人的な要望を取り入れて、自分好みに仕上げて貰えるのがオーダーメイドの醍醐味ですよね。
そんなオーダー品がお客様の元へと旅立っていくと、作り手としてはその先の姿を見ることってまぁ殆どないんです。
「どんな風に使われて、どう経年変化して味わいが出てきているのかな」
と想像することぐらい。
でもごくたまに、「あの時のコレこんな風になりましたよ!」て見せていただけることがあります。
すっかり立派に育った我が子の姿です。
そのものを見るだけで、持ち主がどう扱ってくれて永い時間と共に過ごしてきたのかが良くわかるものです。
この瞬間が本当に尊いし、ありがたい。
オーダーメイドが高いのって全ての工程を一からそのお客様用に作り上げていくから、ほとんどはその工賃なわけなんですけど、
それを作っている最中ずっと依頼主のことを考えて、使う様子を想像し、持っている姿がしっくりくるかを考えているんです。
だからお渡しする瞬間が一番ドキドキします。
もちろん喜んでいただけると嬉しいし安堵感やら達成感やらで胸いっぱいになります。
なのでそこから何年も大切に使い続けてもらえた我が子を見た時の感動はひとしおで、この手しごとをやっててよかったー!と思える時間なんですよね。
だから、可能な限り修理も承りますよー👌